雨の日の未知草庵にて
2024.07.16
雨の日が続いておりますが、予報では間もなく梅雨明け、酷暑の始まりが予想されております。 今回は、ヒューマンヤードグループ『林庭園設計』のレンタルスペース、 『未知草庵』(東京都八王子市/ホームページはこちら)でみられる、 梅雨の時期に見ごろの草花や生き物を、少しだけご紹介いたします。 ①「紫陽花(アジサイ)」 ヤマアジサイからガクアジサイまで色々な種類があります。 土のPH度(酸性度)によって花の色が変化するとは、なんとも不思議な植物ですね。 ※白いアジサイはアントシアニンの色素を持たないので、色は変わりません ②「半夏生(ハンゲショウ)」 水辺や湿地に自生するドクダミ科の多年草で、 開花時期になると、花穂の下の葉が白くなるのが特徴です。 半夏生の花言葉は「内気」、「内に秘めた情熱」だそうです。 ③「モリアオガエル」 白い泡の塊がモリアオガエルの卵です。(はんぺんみたいですね) 普通のカエルと違い、水辺の上に生えている木や枝に産卵します。 ※成体を探しましたが、見つかりませんでした… 雨水の溜まったおおきな甕(かめ)に沢山のオタマジャクシが孵化しており、 呼吸をしに水面まで上がってきては潜ってを繰り返しており、 かわいらしくて見ていて飽きません。 東京では現在は準絶滅危惧種となっているので、なるべく彼らの生息できる環境を残しつつ、 また、新たに居場所を作れるような造園をおこなっていきたいものですね。